百里基地航空祭2016


昭和41年7月の発足から今年で50周年目を迎える百里基地。例年よりも1カ月ほど遅い航空祭が開催されました。
前日には、地域周辺に居住する方を対象に、本番同様のプログラムで特別公開まで行われ、本番を待ちきれない航空ファンが全国各地から集まった。


今回の航空祭は、いつもと訳が違う・・・・・・・

今年8月から10月にかけて、百里基地でF-15Jを運用する第305飛行隊と、新田原基地でF-4を運用する第301飛行隊の配置交代が行われたことで、日本数少ないF-4戦闘機はすべて百里基地に集結することになった。つまり、今回の航空祭は、いわばF-4祭りのようなもの・・・・・

もともと、第301飛行隊は百里基地の第7航空団隷下部隊として新編され、昭和60年に新田原基地へ移動。入れ替わりで新田原基地より第204飛行隊が百里基地 第7航空団隷下でF-15部隊として再編成。つまり31年ぶりに百里の地へ帰ってきたのである。部隊マークは黄色いマフラーを付けた「カエル」

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM




宮城から百里基地に向かったのは、前日の20時ごろ。高速道路を使わず一般道を走ったので到着した頃は、日付が変わった真夜中2時30分。雨が降っていた・・・・・

基地内の駐車場に誘導されて車を止める。

辺りを見渡すと、まだまだ駐車場には余裕があるようだが、自分の後に続いて入ってくる車の気配は無い。気にせずそのまま車中泊すると朝方寒さで目が覚めた。変わらずフロントガラスを叩く雨音が聞こえる。最悪にも雨は止まなかった・・・・眠い目をこすりながら窓から様子を伺う。

車は夜間よりもまばらになっていた。そう言いながらも、基地を後にする来訪者が目の前を通り過ぎていく・・・・ きっと、この天候に諦めを感じて撤収するのだろう。


7時30分過ぎ。まだ小雨模様。 こりゃ無理だなっ・・・

最悪のスケジュールを想定しながら、できるだけ手荷物を減らすため、持ち込む機材の最終選定に移る。雨天時の移動は大変なので、可能な限りリュック1個分に収める必要がある。500mmレンズと広角レンズの2本だけにしよっと。

カッパを羽織って、リュックを背負うと、遠くから聞こえるジェット音・・・・ 2機のT-4が天候チェックの為、離陸した。この天候でもイケルノカ?

会場入りすると、以外にも雨雲は空高くまばらになりつつあった。


滑走路に配置してあるのはT-4とF-4であった。

ともに、ロゴマークは黄色いマフラーの「カエル」です。  お初になります

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM


エンプロ付近までウォーク。 着陸したT-4がタキシングしてきた。

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM


手を振ってのおでまし。

キャノピーに付いた滴を見て、雨の強さを実感する。これからのスケジュールが気になります・・・

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM


このT-4もロゴマークは「カエル」です。


EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM   


副座席のキャノピーを開けながらやってきたのは、F-4 ファントム

飛ばずにエンプロまでタキシングするということは・・・・・ オープニングから予定変更か?

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM   


排気口から排出されるガス。石油を連想させるような独特の匂い。

熱風で背景が歪んでる・・・・  それでもって「カエル」

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM   



エンプロまてせまたどり着くと意外と人はまばら模様。まだ朝が早いせいか、それとも雨天を理由に諦めて帰宅したのか・・・ でも、いける。 なんか飛びそうな感じ。


予感的中した! 次々と展示されてるF-4のジェットエンジンが稼働しだす。キャノピーの中から手を振りながら滑走路へタキシングしてゆくと、9機のF-4が順に離陸していった。

アフターバーナー全開で水しぶきを上げながら離陸するプルーのF-4

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM 


ここは、茨木空港と航空自衛隊兼用の滑走路。 奥に見えるのはSKYマークの旅客機だ。

こんな光景が見られるのも百里ならでは。

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM


紫色のアフターバーナーがよく見える

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM


2機ずつ同時に離陸すると、ここからがお約束! 

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM 


轟音とともに2機のF-4はブレイクする

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM


離陸して・・・・

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM


ブレイクする・・

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM


世界中で、ここ百里基地でしか見られないF-4ビッグフォーメーション

そんなアナウンスが流れる。 本当にその通りだ。

最新の戦闘機も美しいが、F-4の魅力は本物・・・

ちょっと画像は荒いが・・・・・・・


会場右側から侵入するF-4もブレイク・・・・・

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM


ブレイク・・・ まさにファントム祭り

EOS 5D Mark III EF500mm F4L IS USM



会場左側から、勢い良く2機のファントムが侵入して急旋回を繰り返す。

ピッタリとシンクロするF-4は見ていて気持ちがいい・

でも、天候の割にはベイパーが出ないのが気になる。





上にF-4あれば下にもF-4がある。

最近ではお見えすることの無かった青い迷彩柄のF-4

以前であれば、松島や三沢の航空祭でも見かけたのだが・・・・・

Xperia tablet
Xperia tablet

3つ並んだロゴマーク。 

EOS5DMarkIII EF500mm F4L IS USM

人込みの外側から超望遠レンズで格納庫のファントムを撮影してみる。

EOS5DMarkIII EF500mm F4L IS USM


旋回時のベイパー。天候の割にはあまり出てない気がする。

EOS5DMarkIII EF500mm F4L IS USM


模擬対空地射爆撃の迫力




F-15の機動飛行。いつもの航空祭であれば第305飛行隊のF-15が機動飛行を見せてくれる。
が・・・ 今回のF-15は、あの小松基地所属である。

声援の中、目の前を通り過ぎていくのはカッコ良すぎる

EOS5DMarkIII EF500mm F4L IS USM


派手な飛行は無いけれど、やっぱりカッコいい

EOS5DMarkIII EF500mm F4L IS USM

EOS5DMarkIII EF500mm F4L IS USM


Level:4

夕焼け空や飛行機雲・・・・・ 旅客機や航空自衛隊など、 "空" に関するいろんな写真を撮影してます。  独学で学んだ一眼レフなので、あまり上手とは言えないけど、よかったら見てね(*´▽`*)

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