風景を撮影するときに、色彩を鮮やかにしてくれる必須のアイテム。" サーキュラーPL(円偏光)" 水面やガラスなどの表面反射を除去して、青空の空を濃くし、山肌、樹木、海の色、紅葉など、色彩コントラストを上げてくれる優れものだ。
一眼レフをやってる同士であれば、一度は使ったことがあるだろう。
しかし、このサーキュラーPLの使い方が最近悩みの種になっている・・・・・・
サーキュラーPLは、保護レンズのような形をしているのだが、よく見ると2枚のリングが重なり合わせされ構造になっている。マスターレンズの先に取り付けても先端のレンズをクルクル回すことができて、回す度合いで偏光の強弱調整を行うことができる。
また、偏光の効果は太陽に対して90°の角度で最大になります。太陽が真正面(逆光)だったり、背にしている(順光)の場合には、効果が少なくなってしまいます。
下の写真は、サーキュラーPLの効果を少なくした場合の風景。
EF16-35mm F4L IS USM
EF16-35mm F4L IS USM
下の写真は、サーキュラーPLの偏光を強く出してみた場合の風景写真。
お家に帰ってRAW現像している時、空の色が一部だけ不自然に青くなっている2枚の写真に違和感を感じたんです。 使用したレンズは16mmレンズの超広角。
あれれっ なんで??
どうやら、広角レンズにサーキュラーPLを付けて青空を多く取り入れると、効果の大きい部分と小さい部分が混在し不自然になるようです。( ;∀;)
これから紅葉の季節でサーキュラーPLを使用する場面も多くなるでしょう。よく知っておかないと、せっかくの風景写真が色ムラになるので注意が必要ですね。
EF16-35mm F4L IS USM
EF16-35mm F4L IS USM
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